Q. ⼊社したきっかけ
グループホーム「縁」で介護福祉士として働いています。専業主婦を10年ほど経験し、離婚をきっかけに平成会に入職しました。以前から介護の仕事に興味がありヘルパー2級を取得していましたが、未経験で雇ってもらえず、福祉の業界に従事することができずにいました。そんな中、平成会が未経験でも受け入れてくれたため、入社を決めました。
Q. 平成会の印象
管理職にも子育て世代の女性が多く、子育てについても相談しやすいので、とても働きやすい環境だと感じています。グループホーム「縁」の開所当初から働いていますが、当時からのメンバーも多く残っており、子育てしながら働いている人も多いです。子供に何かあった時も「いいよ」と休みを取らせてくれる風潮があり、とても助かっています。
Q. 普段の仕事でやりがいを感じること
トイレ介助や食事介助などの介護を行い、グループホームでは認知症の方を主にサポートしています。食事作りや洗濯など生活全般に関わることもあります。その中で利用者様から「ありがとう」や「あなたがいてよかった」と言われる時が一番嬉しいです。介護は目に見えて大変さが分かりにくい職種ですが、ご家族から「いつも大変でしょ、ありがとね」と声をかけられる時に、理解されていると感じて励みになります。
Q. いちばん⼤変だったこと・嬉しかったこと
一番大変だったことは、認知症が進んだ利用者さんが意に反して手を上げてしまうことがあり、その行動が意に反していることだと理解できるまでは慣れるのが大変でした。 一番嬉しかったことは、夜勤で看取りを行った際、ご家族の方から「あなたがいてくれてよかったわ」と言われたときです。その方の最期に立ち会えて良かったと心から感じました。
Q. 仕事を始めて慣れるまで
最初の半年は全く分からないことだらけで、基本的なことから先輩についていって教えてもらい、毎日質問詰めでしたが、みんな嫌がらずに教えてくれて助かりました。また、研修制度が充実していて、他の法人ではお金がかかるような食事介助やシーティングの研修も補助が出るので、自分のスキルアップに取り組みやすかったです。
Q. 平成会の働きやすさ
子育てしながら働いていても、とても働きやすい環境です。職場の周りには子育て世代の職員が多く、理解があります。子供が突然熱を出したり、怪我をして連絡が来た時も「いいよ、行ってきな」と言ってくれるので、とても助かっています。
Q. 今後の⽬標
介護の仕事を始めた当初は、介護福祉士の資格取得を目標にしていましたが、取得後にケアマネージャーの資格にも挑戦しようと考えました。しかし、仕事を続ける中で利用者さんと直接関わることの方が自分に合っていると感じ、ケアマネージャーの道は諦めました。現在はグループホームで利用者さんとの距離が近く、さらにスキルアップしてできることを増やしたいと思っています。また、認知症への理解を広めるため、「認知症サポーター」というボランティア活動にも参加しています。
休日は一人で過ごすことが多く、映画を見に行ったり、近場の美術館に行ったりしています。美術館は小さくてガヤガヤしていないので、ゆっくり楽しむことができます。また、家では飼っている猫と遊んでリラックスしています。
この施設は、認知症と診断された要介護の高齢者が生活する住まいです。9名が暮らすユニットが2つあり、定員は18名の小規模な事業所です。家庭的な雰囲気の中で、顔なじみのスタッフが利用者様の暮らしを支えています。 認知症ケアに加え、食事の準備や掃除などの家事的な仕事も行いながら、利用者様が安心して過ごせる環境を整えています。中高年のスタッフも多く活躍しています。 未経験からスタートする方も多く、働きながら資格を取得することも可能です。早番・遅番・夜勤などのシフトに対応できる方が中心ですが、日勤のみや短時間パートの方も活躍しており、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方ができます。 介護職員が、利用者様と一緒に食事づくり、洗濯、掃除といった家事を行うのがグループホームの特徴です。