Q. ⼊社したきっかけ
大学卒業後、新卒で平成会に入職しました。大学では管理栄養士の課程を専攻し、本当は学校の栄養教諭になりたかったのですが、教員採用試験が狭き門であったため、平成会で栄養士の道を選びました。就職活動中にいろんな企業や資料を見ている中で、平成会の食事が一番美味しそうだったことが決め手でした。自分が献立を立てたり作ったりするなら、「美味しそう」と思えるところで働きたいと考え、平成会を選びました。
Q. 平成会の印象
実際に平成会の食事はとても美味しく、施設の食事というイメージではなく、健康な人が食べても美味しいと感じられる食事です。栄養士としての最初の勤務は厨房から始まりましたが、介護老人福祉施設「松風」での1年半の厨房勤務を経て、2023年10月に介護老人福祉施設「さわらび」に来ました。どちらの施設でも、皆さんが来たばかりの私にとても優しく接してくれました。
Q. 普段の仕事でやりがいを感じること
食事を提供した際、利用者さんから「おいしかったよ」と言われると毎回嬉しく、それがやりがいにつながります。
Q. いちばん⼤変だったこと・嬉しかったこと
一番大変だったことは、介護老人福祉施設「松風」での厨房業務でした。今は事務作業がメインですが、当時は時間管理や体調管理が大変でした。 一番嬉しかったことは、利用者さんから「ありがとね」と感謝の気持ちをもらえる時です。一番と言われるとすぐには思い浮かびませんが、その感謝の言葉が毎回嬉しいです。
Q. 仕事を始めて慣れるまで
最初の厨房勤務では、早起きがきつくて大変でした。早番だと5時〜5時半に出勤しなければならず、最初の1か月は特に辛かったです。やっと早朝の勤務に慣れてきた2ヶ月目くらいには、日勤も混ざるようになり、早起きする日もあれば普通の時間に出勤する日もありましたが、1〜2ヶ月ほどで身体も慣れ、仕事も覚えてきました。
Q. 平成会の働きやすさ
定時出勤・定時退勤がしっかり管理されている点が良いです。また、休みが取りやすく、栄養士は基本的に「さわらび」で2人体制で働いています。 パートナーの上司に有給取得の相談をしても、基本的にダメと言われることはなく、上司や仲間に恵まれてワークライフバランスをしっかり保つことができています。
Q. 今後の⽬標
利用者さんに「楽しみ」と思ってもらえるような食事を毎日提供したいと考えています。 現在は主に私が献立を考えていますが、一人で考えるとアイデアが限られてしまいます。もっと多様な料理を学び、レパートリーを広げていきたいです。 また、福祉の現場では固すぎる食事や危険なもの、塩分が高いものは提供できないため、そうした制約の中で工夫していく必要があります。 利用者さんに楽しんでもらえる食事を提供するために、引き出しを増やしていきたいです。
冬は富士見のスキー場にスノーボードに行くことが多いです。始めたてで道具も揃えたばかりなので、今が一番楽しい時期です。本を読むことも好きで、小説をよく読みます。 特に「かがみの孤城」は伏線回収がすごくて感動しました。少し長いですが、おすすめの一冊です!
介護老人福祉施設は、主に要介護3以上の認定を受けた65歳以上の高齢者が入所できる介護保険施設のことです。介護保険施設には、ほかにも介護老人保健施設・介護医療院がありますが、介護老人福祉施設は、常に介護が必要となった利用者様のための生活施設という位置づけです。「特別養護老人ホーム」とか、それを略して「特養」とも呼ばれます。 ここでは、常に介護が必要となった利用者様に対し、施設内において、日常生活の介護や支援を提供しています。人生最期の家ともいわれ、利用者様の最後まで寄り添い、お看取りをさせていただくことも多い施設です。 介護老人福祉施設は、「ユニット型」と「従来型」の2つに大別されます。 平成会では、「さわらび」が従来型です。広いフロアに幾つもの居室が並んでいるのが特徴です。主には多床室で、2~4人程度が同じ居室で生活します。大人数の利用者様に対して大人数のスタッフで介護を行います。それだけに、職員同士の連携・協力が求められますから、そこでチームワークが醸成され、職場の連帯感が高まるのが特徴です。